動画・自由研究
[コラム]

クラウドサーバーとは?レンタルサーバーとの違いを解説!

動画・自由研究
クラガレラボチーム

会社内にてシステムを構築する上で、システムの土台となるインフラの選択肢が増えてきました。昔は物理的なサーバーを購入し、会社の隅っこに設置して運用することが多かったのですが、今やサーバーを自社の手元に置く必要は無くなり、必要な時だけ借りて使うというやり方が主流になりました。

今回は、サーバーを借りる選択肢となりうるクラウドサーバーとレンタルサーバーとの違いについてご紹介していきます。双方のメリットを押さえて、利用シーンに応じて使い分けていきましょう。

クラウドサーバーとレンタルサーバーで共通すること

クラウドサーバーとレンタルサーバーは、サーバー事業者が持つサーバーの一部を借りて、システム構築に利用できるサービスです。他の利用者と共有して使う共有型と、利用者を限定させる専有型がありますが、共有型の方が利用料が安く、ユーザー数もこちらの方が多くなっています。

そもそもサービス提供者であるサーバー事業者は大きなデータセンターに大量のサーバーを設置、運用しているため、自社にサーバーを設置するよりもセキュリティ性が高く、性能の良い機器を大量に購入しているため、コストパフォーマンスの高いサービス提供が可能です。

また、物理的なサーバーに障害が発生した時は、利用者がハードウェアに対して何か対処する必要はありません。障害対応はサーバー事業者が責任をもって対応してくれます。ただ、ハードウェア障害により、サーバーの上に載っているアプリケーションも停止することがあります。その場合は、アプリケーションのサービス再起動など、対応を利用者で行う必要があります。

クラウドサーバー

それでは、まずクラウドサーバーの特徴を見ていきましょう。

– クラウドサーバーとは?

Webからクラウドサーバー事業者のホームページにアクセスし、CPUやOS、ディスク容量、サーバーへアクセスを可能とするファイアーウォールの設定などを行うことで、クラウド上にサーバーを構築することができます。

構築したサーバーには、OSがWindowsであればRDP(リモートデスクトップ接続)、Linux系であればTeratermなどでSSH接続することでログインができます。ログイン後は、システム構築に必要なソフトウェアをインストールしながら、どんどんカスタマイズしていくことができます。

– クラウドサーバーのメリット

クラウドサーバーのメリットとして大きく2点を挙げて説明します。

【1. 拡張性】
クラウドサーバー事業者が提供するサービスは、サーバーの提供だけではなく、ローカルIPのレンジを払い出し運用できるネットワークサービスやグローバルIPの払い出し、OSイメージのバックアップ、ロードバランサーなど、サーバー領域に限定されず、システム全体の観点から構築することができます。

1システムの構築だけではなく、会社全体での運用やITシステムの構築が必要な場合、アプリケーションやインフラに必要な細かな設定のハンドリングを、自社内で行うことが可能となります。

【2. 柔軟性】
ITを使ってビジネススピードを上げるためには、まずは小規模でシステムを構築、テストを行い、システムの方向性が固まったら本格的にシステム構築へ乗り出すというフェーズが必要になります。

クラウドサーバーには、インスタンスタイプという概念があります。それは、CPUなどの性能をインスタンスタイプを変更することによって上げたり下げたりすることができるものです。

そのため、小規模でシステムを構築する際は、CPU1つを使った最小限のインスタンスタイプを採用し、本格的なシステム構築の際はインスタンスタイプを上げてシステムを増強させることが可能です。

また、システムの本番リリース後、思わぬリソース不足が発生した際にも、インスタンスタイプを増強させたり、サーバーを一時的に増やしたりして対処することができます。

レンタルサーバー

次にレンタルサーバーの特徴を見ていきましょう。

– レンタルサーバーとは?

レンタルサーバー事業者から提示されている料金プランから最適なものを選び、契約することでサーバーを遠隔から利用することが可能となります。

簡単なWebサイトを作りたい時は、サーバー構築後に、WordPressなどのCMSを自動インストールすることで、すぐにWordPressの実装に着手することもできます。

本来はデータベースとサーバーを連携させるための設定が必要となるのですが、代わりにレンタルサーバー事業者がやってくれるので、セットアップが簡単です。

契約は月額ではなく、3ヶ月や半年、1年など長期間の契約が一般的ですが、利用料金は安く設定されているため利用しやすくなっています。

– レンタルサーバーのメリット

レンタルサーバーのメリットとして大きく2点を挙げて説明します。

【1. 簡易性】
レンタルサーバーは、クラウドサーバーよりも簡易的にサーバーを構築することが可能です。利用プランも複数に限定されており、サーバーを構築するためにプランを選ぶだけで、ほぼサーバーの構築作業は完了です。利用プランの違いも、ディスク量の多さやオプションの量などによるもので、大きな違いはありません。

クラウドサーバーのように、細かな設定が必要な場合ではなく、小規模なシステムを構築するだけで十分といった場合に利用すると効果的です。

【21 インフラ環境整備の容易性】
レンタルサーバーの事業者は、サーバーだけではなく、メールサービスやドメイン発行サービス、SSL証明書の無料発行など、クラウドサーバーだけで実現しようとすると、技術や時間が多くかかる作業を、サービスとして利用できる企業もあります。

企業のインフラとして最低限必要となるものを、レンタルサーバー経由で揃えてしまうということも可能です。

まとめ

クラウドサーバーとレンタルサーバーは、双方ともクラウドのサービスですが、利用するシーンは大きく異なります。

細かな設定は求められない小規模なシステムであればレンタルサーバー、全社的にインフラを導入する場合や最初は小規模でも今後拡張を想定するシステムの場合はクラウドサーバーの利用を検討するようにしましょう。

あなたの企業に必要なサービスやサポートは何なのかを考えると、どちらを採用すべきか明確になってくるはずです。

この記事を書いた人

クラガレラボチーム

クラウドガレージのラボチームです。 クラウドに関する様々な情報をわかりやすく発信していきます。 記事にしてほしい情報も募集してますので、どしどしご連絡ください。

オススメの記事

ページトップへ