TECH

CloudGarageでデスクトップのLinuxを扱う

TECH
中津川 篤司

Linuxはサーバとしての利用だけでなく、Xを使ったデスクトップOSとしての利用もできます。しかし自分のローカルコンピュータ上でGUIを利用している人はそれほど多くないのではないでしょうか。

今回はCloudGarageで立ち上げたサーバにXとRDP(Remote Desktop Protocol)をインストールしてリモート接続を行ってみます。

ベースのOSはUbuntu

今回はUbuntuを使っています。他のLinuxディストリビューションであっても大差はないはずです。

xrdpのインストール

XでRDPを使えるようにするxrdpをインストールします。これはuniverseというaptのリポジトリに含まれています。

sudo add-apt-repository universe

リポジトリを追加したらxrdpをインストールします。

sudo apt-get install xrdp

次にLinuxのデスクトップシステムであるXをインストールします。今回はMATEを使います。

$ sudo apt-get install mate-core mate-desktop-environment mate-notification-daemon

さらにRDPで接続した時に実行する環境設定を記述します。

$ sudo sed -i.bak '/fi/a #xrdp multiple users configuration \n mate-session \n' /etc/xrdp/startwm.sh

ファイアウォールの設定

RDPは3389番ポートを使いますので、これを開放します。

sudo ufw allow 3389/tcp

最後にxrdpを再起動します。

sudo /etc/init.d/xrdp restart

これで準備完了です。

RDPクライアントを立ち上げる

RDPクライアントは幾つかありますが、macOS用であればMicrosoft Remote Desktop 10が無料で使えてオススメです。インストールしたら起動します。

最初にサーバを追加します。これはIPアドレスを指定します。そして初回の実行時にログイン時にID、パスワードを聞かれます。これは保存しておくこともできます。

接続できるとXが立ち上がって、利用できます。

FirefoxやChromiumで日本語サイトのブラウジングも可能です。


十分なネットワーク速度が必要なので、モバイルネットワークなどでは利用が難しいでしょう。とは言え、GUI向けのアプリケーションをインストールしたり、開発したソフトウェアのLinux対応を検証したりするのに使えるでしょう。

この記事を書いた人

中津川 篤司

株式会社MOONGIFT 代表取締役。CloudGarage、ニフクラ mobile backend、hifive エバンジェリスト。プログラマ、エンジニアとしていくつかの企業で働き、28歳のときに独立。2004年、まだ情報が少なかったオープンソースソフトの技術ブログ『MOONGIFT』を開設し、毎日情報を発信している。2013年に法人化、ビジネスとエンジニアを結ぶエバンジェリスト業「DevRel」活動をスタートした。 Twitter:@goofmint | GitHub:@goofmint | Facebook: goofmint

この記事のタグ

オススメの記事

 

この記事を読んだ人にオススメのサービス

CloudGarage

クラウドガレージは初期費用なし、月額1,380円から使える定額型のパブリッククラウドです。ローカルSSDによる「超高速」なクラウド環境を直感的なUIとシンプルな価格体系で「超簡単」に利用することができます。クラウド利用をもっとラクにしたい方に!

ページトップへ