TECH
中津川 篤司

サーバを安全に使い続けるために自動バックアップを設定しよう

サーバはまったく問題が発生しない訳ではありません。突然のハード障害があったり、データを間違って削除してしまうことだってあります。そのため、バックアップは定期的に取得しておく必要があります。 CloudGarageでは自動バックアップ機能によって、定期的にバックアップを保存できます。設定もとても簡単なので、ぜひ設定しておいてください。 インスタンス詳細より設定する インスタンスの詳細情報を確認する画面で、一番下に自動バックアップが用意されています。このブロックの右上にある鉛筆マーク(編集)をクリックします。 そして表示されたモーダルウィンドウで、自動バックアップを有効にします。自動バックアップは日次または週次、月次で指定できます。時間も指定できますので、夜中であったり日中など自由に指定してください。 後は指定した期間ごとに自動的にバックアップイメージが保存されます。 バックアップの個数には限度があります バックアップは登録ISOイメージと合わせて最大10個まで登録できます。保存数を越えると一番古いバックアップが自動で削除されますので注意してください。 バックアップイメージから復旧する バックアップから復旧する場合は、新しいインスタンスを作成します。そのため、CloudGarageプランなどでリソースに余裕がないと作成できませんので注意してください。 バックアップが必要になるのは大抵1〜2日前くらいだと思います。復旧時にインスタンスが必要になるので、アプリケーションデータやデータベースについては別途バックアップを用意しておく方が復旧は簡単かも知れません。ただしイメージファイルベースのバックアップがあれば、いざという時に必ず役立つはずです。 自動バックアップ機能

TECH
中津川 篤司

各種プログラミング言語のプレイグラウンド、Nodebookを試す

プログラミング言語をこれから覚えていきたいという人は多いでしょう。一つのプログラミング言語を習得したプログラマであっても、新しい言語を覚えたり、複数の言語を組み合わせたりする機会は少なくありません。しかし、各プログラミング言語の環境設定は面倒なものです。 そこで使ってみたいのがNodebookです。執筆現在(2018年11月)で18種類ものプログラミング言語に対応したプログラミング実行環境となっています。 今回はそんなNodebookのセットアップ法、試し方を紹介します。ローカルでも動かせますが、今回はCloudGarage上で実行します。 環境について 今回はUbuntu16.04を使っています。 Node.jsをセットアップする まずNode.jsをインストールします。aptでインストールされるものは古いので、Ubuntuに最新のNode.jsを難なくインストールする - Qiitaを参考に最新版をインストールします。 $ sudo apt-get install -y nodejs npm $ sudo npm install n -g $ sudo n stable $ sudo apt-get purge -y nodejs npm これで最新版のnode.jsがインストールされます。 $ node --version v11.0.0 Nodebookをインストールする Nodebookのインストールはnpmコマンドでできます。 $ sudo npm install nodebook -g Dockerをインストールする 実行環境として、各言語をセットアップする方法もありますがとても大変です。そこでDockerを使って安全に実行できるようにします。こちらはUbuntuにdockerをインストールする - Qiitaを参考にインストールします。 $ curl -fsSL get.docker.com -o get-docker.sh $ sudo sh get-docker.sh nginxをインストールする Nodebookは通常、ローカルでしか動かせないようになっています。そこでnginxをリバースプロキシとして利用します。 $ sudo apt-get install nginx -y 設定ファイルを編集する インストールされたら /etc/nginx/sites-enabled/default を編集します。変更点は以下になります。 proxy_set_header Host $host; proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr; proxy_set_header X-Forwarded-Host $host; proxy_set_header X-Forwarded-Server $host; proxy_set_header X-Forwarded-For $proxy_add_x_forwarded_for; location / { # First attempt to serve request as file, then # as directory, then fall back to displaying a 404. # try_files $uri $uri/ =404; proxy_pass http://127.0.0.1:8000/; } これで完了です。nginxを再起動します。 $ sudo service nginx restart Nodebookを起動する ではNodebookを起動します。 $ mkdir nodebooks $ sudo nbk --docker ./nodebooks/ これで http://127.0.0.1:8000/ で立ち上がります。 使ってみる http://(IPアドレス) にアクセスします。以下のような表示になればOKです。+Notebookをクリックするとプログラミング言語を選ぶメニューが出ます。 例えばRubyを選びました。 最初の実行時はDockerでRubyイメージをダウンロードするので若干時間がかかったり、すぐに実行されない可能性があります。実行されると右側に実行結果が表示されます。 Rubyだけでなく、Node.jsやPHP、Rust、Goなど様々な言語を試せます。 まとめ Dockerで実行されているのでプログラミング言語のセットアップは不要ですし、権限上も安全に実行できます。誰でも自由に実行できるのは若干怖いですが、コードのスニペットを試したり、プログラミング言語の学習として使ってみるのは面白そうです。 netgusto/nodebook: Nodebook - Multi-Lang Web REPL + CLI Code runner

CloudGarage
中津川 篤司

新機能グローバルIPアドレス付け替え機能を試す

CloudGarageの新機能として、グローバルIPアドレス付け替え機能が追加されました。これまでインスタンスを立ち上げるたびにグローバルIPアドレスが変わってしまっていたのですが、インスタンスとIPアドレスを切り離すことで別なインスタンスに付け替えられるようになります。 操作が若干特殊な気もしますので、この記事では概念と使い方について解説します。 インスタンスとグローバルIPアドレスは1対1 まず知っておきたいのがインスタンスとグローバルIPアドレスの関係です。これは1インスタンスに一つIPアドレスが割り当てられます。つまりインスタンスとIPアドレスは常に1対1の関係にあります。 これを切り離し、インスタンスとIPアドレスを別々にできるのが付け替え機能の基本になります。 操作としては、インスタンス詳細画面でIPアドレスが書かれているところにある鉛筆マークをクリックします。 そしてIPアドレスを使用しないとします。つまりIPアドレスの割り当てがなくなりますので、外部からアクセスする手段がなくなります。 IPアドレスを変更する 次に別なインスタンスでも同様にIPアドレス編集ダイアログを表示します。そうすると、先ほど切り離したIPアドレスが確認できます。 これで別なIPアドレスを割り当てられます。 インスタンスを削除した場合 インスタンスを削除すると、IPアドレスも自動的にインスタンスと切り離されます。そのため、残ったインスタンスのIPアドレス編集ダイアログに削除したインスタンスのIPアドレスが表示されます。 解放されたIPアドレスは自由に割り当てられます。 使いどころ IPアドレスは一つのインスタンスに一つしか割り当てられません。IPアドレスを外すとインターネットからはアクセスできなくなりますので、別なインスタンスを経由してLANを通してアクセスすることになります。データベースサーバのように、別なサーバからの利用が想定されている場合はグローバルIPアドレスがない方がセキュアといえるでしょう。 逆にインスタンスを頻繁に立ち上げ、削除している場合にはIPアドレスを割り当て直したいケースもあるはずです。そうした時にはインスタンス同士のIPアドレスを変更することができます。 まとめ CloudGarageでは月額固定料金を掲げており、追加料金を払ってIPアドレスを自由に払い出すという形ではありません。あくまでも契約の範囲内で、立ち上げたインスタンスに割り当てられたIPアドレスを変更できる仕組みになります。 とはいえ、不要な時には落としておくようなインスタンスにおいても、立ち上げた際には同じIPアドレスが使えるといったメリットはあるでしょう。皆さんの開発に役立ててください。

TECH
中津川 篤司

イメージファイルからインストールする

CloudGarageではあらかじめ各種Linuxディストリビューションが用意されています。しかし、用意されているものだけでは足りなかったり、バージョンの異なるディストリビューションをインストールしたいと思うこともあるはずです。 執筆時点(2018年10月)ではUbuntu16.04LTSまでしかインストールできませんが、すでに18.04がリリースされています。今回はこのUbuntu 18.04LTSをディスクイメージからインストールする方法を紹介します。 イメージファイルをアップロードする まず最初に管理画面でイメージファイルをアップロードする必要があります。アップロードとは言え、イメージファイルをダウンロードする必要はありません。URLを指定するだけなので、Ubuntuの公式サイトで公開されているURLが利用できます。 管理画面の登録ISOイメージを開きます。そしてISOイメージを取得するをクリックします。 登録イメージ名と、URLを指定します。例えば Ubuntu 18.04であれば http://ubuntu.mirrors.tds.net/pub/releases/18.04.1/ubuntu-18.04.1-live-server-amd64.iso になります。 登録するとリモートでダウンロードが実行されます(作成日のところが準備中になっています)。 しばらく待つとダウンロードが完了し、利用可能になります(作成日が表示されます)。 インスタンスを立ち上げる イメージファイルを登録したら、インスタンスを作成する際にイメージファイルを指定します。 イメージファイルを使った場合はSSHキーを指定したり、rootパスワードの設定はできませんので注意してください。 インストールする イメージファイルから立ち上げたらWebコンソールでインスタンスに接続します。インスタンス詳細のコンソール表示をクリックします。 そうするとインストール画面が表示されます。 インストールは通常通りに行います。 インストールが終わったら、ISOイメージのアンマウントを行います。 さらにインスタンスの再起動(強制)を行います。これでインストールは完了です。 サーバに接続する Ubuntuの場合は初期インストール時点でSSHが立ち上がっています。そこで接続を行いますが、ユーザ名はインストール時に設定したものになります。 ssh ubuntu@(IPアドレス) ライブラリをアップデートする まずはインストールされているライブラリのバージョンアップを行います。 sudo apt-get update sudo apt-get upgrade ポートを制限する さらに初期設定はすべてのポートが開放されていますので、ufwで制限します。 sudo ufw enable sudo ufw allow 22/tcp 公開鍵をアップロードする さらにパスワードによるSSH接続ではなく、公開鍵をアップロードしておきます。 vi ~/.ssh/authorized_keys chmod 400 ~/.ssh/authorized_keys 後は自由にサーバをセットアップすれば良いでしょう。 ディスクイメージからのセットアップは自由度が高く、好きなLinuxディストリビューションをインストールできます。Webコンソールを使っての操作は最初は慣れないかも知れませんが、ぜひトライしてみてください。

サーバを安全に使い続けるために自動バックアップを設定しよう

TECH
中津川 篤司

サーバはまったく問題が発生しない訳ではありません。突然のハード障害があったり、データを間違って削除してしまうことだってあります。そのため、バックアップは定期的に取得しておく必要があります。 CloudGarageでは自動バックアップ機能によって、定期的にバックアップを保存できます。設定もとても簡単なので、ぜひ設定しておいてください。 インスタンス詳細より設定する インスタンスの詳細情報を確認する画面で、一番下に自動バックアップが用意されています。このブロックの右上にある鉛筆マーク(編集)をクリックします。 そして表示されたモーダルウィンドウで、自動バックアップを有効にします。自動バックアップは日次または週次、月次で指定できます。時間も指定できますので、夜中であったり日中など自由に指定してください。 後は指定した期間ごとに自動的にバックアップイメージが保存されます。 バックアップの個数には限度があります バックアップは登録ISOイメージと合わせて最大10個まで登録できます。保存数を越えると一番古いバックアップが自動で削除されますので注意してください。 バックアップイメージから復旧する バックアップから復旧する場合は、新しいインスタンスを作成します。そのため、CloudGarageプランなどでリソースに余裕がないと作成できませんので注意してください。 バックアップが必要になるのは大抵1〜2日前くらいだと思います。復旧時にインスタンスが必要になるので、アプリケーションデータやデータベースについては別途バックアップを用意しておく方が復旧は簡単かも知れません。ただしイメージファイルベースのバックアップがあれば、いざという時に必ず役立つはずです。 自動バックアップ機能

各種プログラミング言語のプレイグラウンド、Nodebookを試す

TECH
中津川 篤司

プログラミング言語をこれから覚えていきたいという人は多いでしょう。一つのプログラミング言語を習得したプログラマであっても、新しい言語を覚えたり、複数の言語を組み合わせたりする機会は少なくありません。しかし、各プログラミング言語の環境設定は面倒なものです。 そこで使ってみたいのがNodebookです。執筆現在(2018年11月)で18種類ものプログラミング言語に対応したプログラミング実行環境となっています。 今回はそんなNodebookのセットアップ法、試し方を紹介します。ローカルでも動かせますが、今回はCloudGarage上で実行します。 環境について 今回はUbuntu16.04を使っています。 Node.jsをセットアップする まずNode.jsをインストールします。aptでインストールされるものは古いので、Ubuntuに最新のNode.jsを難なくインストールする - Qiitaを参考に最新版をインストールします。 $ sudo apt-get install -y nodejs npm $ sudo npm install n -g $ sudo n stable $ sudo apt-get purge -y nodejs npm これで最新版のnode.jsがインストールされます。 $ node --version v11.0.0 Nodebookをインストールする Nodebookのインストールはnpmコマンドでできます。 $ sudo npm install nodebook -g Dockerをインストールする 実行環境として、各言語をセットアップする方法もありますがとても大変です。そこでDockerを使って安全に実行できるようにします。こちらはUbuntuにdockerをインストールする - Qiitaを参考にインストールします。 $ curl -fsSL get.docker.com -o get-docker.sh $ sudo sh get-docker.sh nginxをインストールする Nodebookは通常、ローカルでしか動かせないようになっています。そこでnginxをリバースプロキシとして利用します。 $ sudo apt-get install nginx -y 設定ファイルを編集する インストールされたら /etc/nginx/sites-enabled/default を編集します。変更点は以下になります。 proxy_set_header Host $host; proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr; proxy_set_header X-Forwarded-Host $host; proxy_set_header X-Forwarded-Server $host; proxy_set_header X-Forwarded-For $proxy_add_x_forwarded_for; location / { # First attempt to serve request as file, then # as directory, then fall back to displaying a 404. # try_files $uri $uri/ =404; proxy_pass http://127.0.0.1:8000/; } これで完了です。nginxを再起動します。 $ sudo service nginx restart Nodebookを起動する ではNodebookを起動します。 $ mkdir nodebooks $ sudo nbk --docker ./nodebooks/ これで http://127.0.0.1:8000/ で立ち上がります。 使ってみる http://(IPアドレス) にアクセスします。以下のような表示になればOKです。+Notebookをクリックするとプログラミング言語を選ぶメニューが出ます。 例えばRubyを選びました。 最初の実行時はDockerでRubyイメージをダウンロードするので若干時間がかかったり、すぐに実行されない可能性があります。実行されると右側に実行結果が表示されます。 Rubyだけでなく、Node.jsやPHP、Rust、Goなど様々な言語を試せます。 まとめ Dockerで実行されているのでプログラミング言語のセットアップは不要ですし、権限上も安全に実行できます。誰でも自由に実行できるのは若干怖いですが、コードのスニペットを試したり、プログラミング言語の学習として使ってみるのは面白そうです。 netgusto/nodebook: Nodebook - Multi-Lang Web REPL + CLI Code runner

新機能グローバルIPアドレス付け替え機能を試す

CloudGarage
中津川 篤司

CloudGarageの新機能として、グローバルIPアドレス付け替え機能が追加されました。これまでインスタンスを立ち上げるたびにグローバルIPアドレスが変わってしまっていたのですが、インスタンスとIPアドレスを切り離すことで別なインスタンスに付け替えられるようになります。 操作が若干特殊な気もしますので、この記事では概念と使い方について解説します。 インスタンスとグローバルIPアドレスは1対1 まず知っておきたいのがインスタンスとグローバルIPアドレスの関係です。これは1インスタンスに一つIPアドレスが割り当てられます。つまりインスタンスとIPアドレスは常に1対1の関係にあります。 これを切り離し、インスタンスとIPアドレスを別々にできるのが付け替え機能の基本になります。 操作としては、インスタンス詳細画面でIPアドレスが書かれているところにある鉛筆マークをクリックします。 そしてIPアドレスを使用しないとします。つまりIPアドレスの割り当てがなくなりますので、外部からアクセスする手段がなくなります。 IPアドレスを変更する 次に別なインスタンスでも同様にIPアドレス編集ダイアログを表示します。そうすると、先ほど切り離したIPアドレスが確認できます。 これで別なIPアドレスを割り当てられます。 インスタンスを削除した場合 インスタンスを削除すると、IPアドレスも自動的にインスタンスと切り離されます。そのため、残ったインスタンスのIPアドレス編集ダイアログに削除したインスタンスのIPアドレスが表示されます。 解放されたIPアドレスは自由に割り当てられます。 使いどころ IPアドレスは一つのインスタンスに一つしか割り当てられません。IPアドレスを外すとインターネットからはアクセスできなくなりますので、別なインスタンスを経由してLANを通してアクセスすることになります。データベースサーバのように、別なサーバからの利用が想定されている場合はグローバルIPアドレスがない方がセキュアといえるでしょう。 逆にインスタンスを頻繁に立ち上げ、削除している場合にはIPアドレスを割り当て直したいケースもあるはずです。そうした時にはインスタンス同士のIPアドレスを変更することができます。 まとめ CloudGarageでは月額固定料金を掲げており、追加料金を払ってIPアドレスを自由に払い出すという形ではありません。あくまでも契約の範囲内で、立ち上げたインスタンスに割り当てられたIPアドレスを変更できる仕組みになります。 とはいえ、不要な時には落としておくようなインスタンスにおいても、立ち上げた際には同じIPアドレスが使えるといったメリットはあるでしょう。皆さんの開発に役立ててください。

イメージファイルからインストールする

TECH
中津川 篤司

CloudGarageではあらかじめ各種Linuxディストリビューションが用意されています。しかし、用意されているものだけでは足りなかったり、バージョンの異なるディストリビューションをインストールしたいと思うこともあるはずです。 執筆時点(2018年10月)ではUbuntu16.04LTSまでしかインストールできませんが、すでに18.04がリリースされています。今回はこのUbuntu 18.04LTSをディスクイメージからインストールする方法を紹介します。 イメージファイルをアップロードする まず最初に管理画面でイメージファイルをアップロードする必要があります。アップロードとは言え、イメージファイルをダウンロードする必要はありません。URLを指定するだけなので、Ubuntuの公式サイトで公開されているURLが利用できます。 管理画面の登録ISOイメージを開きます。そしてISOイメージを取得するをクリックします。 登録イメージ名と、URLを指定します。例えば Ubuntu 18.04であれば http://ubuntu.mirrors.tds.net/pub/releases/18.04.1/ubuntu-18.04.1-live-server-amd64.iso になります。 登録するとリモートでダウンロードが実行されます(作成日のところが準備中になっています)。 しばらく待つとダウンロードが完了し、利用可能になります(作成日が表示されます)。 インスタンスを立ち上げる イメージファイルを登録したら、インスタンスを作成する際にイメージファイルを指定します。 イメージファイルを使った場合はSSHキーを指定したり、rootパスワードの設定はできませんので注意してください。 インストールする イメージファイルから立ち上げたらWebコンソールでインスタンスに接続します。インスタンス詳細のコンソール表示をクリックします。 そうするとインストール画面が表示されます。 インストールは通常通りに行います。 インストールが終わったら、ISOイメージのアンマウントを行います。 さらにインスタンスの再起動(強制)を行います。これでインストールは完了です。 サーバに接続する Ubuntuの場合は初期インストール時点でSSHが立ち上がっています。そこで接続を行いますが、ユーザ名はインストール時に設定したものになります。 ssh ubuntu@(IPアドレス) ライブラリをアップデートする まずはインストールされているライブラリのバージョンアップを行います。 sudo apt-get update sudo apt-get upgrade ポートを制限する さらに初期設定はすべてのポートが開放されていますので、ufwで制限します。 sudo ufw enable sudo ufw allow 22/tcp 公開鍵をアップロードする さらにパスワードによるSSH接続ではなく、公開鍵をアップロードしておきます。 vi ~/.ssh/authorized_keys chmod 400 ~/.ssh/authorized_keys 後は自由にサーバをセットアップすれば良いでしょう。 ディスクイメージからのセットアップは自由度が高く、好きなLinuxディストリビューションをインストールできます。Webコンソールを使っての操作は最初は慣れないかも知れませんが、ぜひトライしてみてください。

CloudGarageでデスクトップのLinuxを扱う

TECH
中津川 篤司

Linuxはサーバとしての利用だけでなく、Xを使ったデスクトップOSとしての利用もできます。しかし自分のローカルコンピュータ上でGUIを利用している人はそれほど多くないのではないでしょうか。 今回はCloudGarageで立ち上げたサーバにXとRDP(Remote Desktop Protocol)をインストールしてリモート接続を行ってみます。 ベースのOSはUbuntu 今回はUbuntuを使っています。他のLinuxディストリビューションであっても大差はないはずです。 xrdpのインストール XでRDPを使えるようにするxrdpをインストールします。これはuniverseというaptのリポジトリに含まれています。 sudo add-apt-repository universe リポジトリを追加したらxrdpをインストールします。 sudo apt-get install xrdp 次にLinuxのデスクトップシステムであるXをインストールします。今回はMATEを使います。 $ sudo apt-get install mate-core mate-desktop-environment mate-notification-daemon さらにRDPで接続した時に実行する環境設定を記述します。 $ sudo sed -i.bak '/fi/a #xrdp multiple users configuration \n mate-session \n' /etc/xrdp/startwm.sh ファイアウォールの設定 RDPは3389番ポートを使いますので、これを開放します。 sudo ufw allow 3389/tcp 最後にxrdpを再起動します。 sudo /etc/init.d/xrdp restart これで準備完了です。 RDPクライアントを立ち上げる RDPクライアントは幾つかありますが、macOS用であればMicrosoft Remote Desktop 10が無料で使えてオススメです。インストールしたら起動します。 最初にサーバを追加します。これはIPアドレスを指定します。そして初回の実行時にログイン時にID、パスワードを聞かれます。これは保存しておくこともできます。 接続できるとXが立ち上がって、利用できます。 FirefoxやChromiumで日本語サイトのブラウジングも可能です。 十分なネットワーク速度が必要なので、モバイルネットワークなどでは利用が難しいでしょう。とは言え、GUI向けのアプリケーションをインストールしたり、開発したソフトウェアのLinux対応を検証したりするのに使えるでしょう。

「CloudGarageにもの申す!」リストを公開します。

イベント・勉強会
セッションチーム

皆さんこんにちは、CloudGarageセッションチームのナカエです。 一周年と三ヶ月を迎えたCloudGargeは皆さまからのお声を参考にしながら、続々とアップデートを繰り返している毎日です。先日、皆さまへの感謝の思いと、CloudGarageのこれまでと今後を、ユーザー様と直接お話しする会を開催しました。ご来場いただきました方々、改めて御礼申し上げます。お忙しいところ誠にありがとうございました。 イベントレポート:CloudGarage Developer’s Meetup そのイベントの中で「CloudGarageにもの申す!」と題してホワイトボードにご要望を付箋で貼って頂きました。 https://twitter.com/CloudGarage_PR/status/1057238997481676801 頂いた内容は貴重なご意見・ご要望として社内担当者への共有を行っておりますが、せっかくですので皆さまへも情報共有をさせて頂きます。 この中から少しでも多くの機能反映・改善に邁進していきたいと思う所存です。 「CloudGarageにもの申す!」リスト ・オフィスキレイ!!ISOイメージの件まってます♡ ・Lightsail vs CloudGarage ・DAP審査、ゆるゆるでお願いします。 ・クラガレサイコー ・DAP知らなかった。。。 ・はなちゃんの後ろ姿とスリーサイズを! ・K8sほしい ・地方に持ってきてハンズオンやりましょう! ・API期待してます! ・計算資源のプール ・いつもサポートありがとうございまーす! ・API ・LB周りのAPIも! ・テンプレート増やして(ブロックチェーン) ・お試しアカウントありがとうございます! ・BOXプランからのボーダレスな移行! ・Advent Calenderよろしく! ・オートスケール ・ISO URL ・申請通るのが遅い・・・ ・Dabianミラー作らせてください(容量が・・・) ・売りに来たんじゃない、会いに来たんだ! ・FWで詳細設定のIPアドレスの範囲指定 一見するとAPIとISO関連の要望が多いでしょうか(^^ゞ 上記要望のいくつかは現在進行中&鋭意開発中のものもありますので少々お待ち頂ければと。 またSNSでも貴重なご意見を頂戴しておりますので、直近のものをピックアップしておきますね。 https://twitter.com/kanna_1go/status/1061099834726211584 https://twitter.com/FoxBoxsnet/status/1061242380697759744 SNSで頂戴したご要望も私を含めCloudGarage社内メンバー内で拝見・共有しております。#CloudGarage をつけて頂けると見つけやすいのでぜひ。 #CloudGarage Advent Calendar 2018 さて、最後に皆さんの貴重なご意見や使用感を共有いただける場として、ユーザー様のご協力により今年もAdvent Calendarが公開されました。 (miki "Clom" nomiyamaさん、ありがとうございます!) こちらもご参加頂けると大変ありがたいです!ぜひともお願いしますです。 #CloudGarage Advent Calendar 2018 ----------- そんなわけでCloudGarageはこれからも、色々な地域、コミュニティ、ユーザーの皆様とこういったイベントを行って参ります。 もしご一緒できるイベントなどございましたら、「CloudGarageさん、イベントしない?」とFacebookやTwitterでお気軽にメッセージくださいませ。 それではまた!  

クラウドサーバーとは?レンタルサーバーとの違いを解説!

動画・自由研究
クラガレラボチーム

会社内にてシステムを構築する上で、システムの土台となるインフラの選択肢が増えてきました。昔は物理的なサーバーを購入し、会社の隅っこに設置して運用することが多かったのですが、今やサーバーを自社の手元に置く必要は無くなり、必要な時だけ借りて使うというやり方が主流になりました。 今回は、サーバーを借りる選択肢となりうるクラウドサーバーとレンタルサーバーとの違いについてご紹介していきます。双方のメリットを押さえて、利用シーンに応じて使い分けていきましょう。 クラウドサーバーとレンタルサーバーで共通すること クラウドサーバーとレンタルサーバーは、サーバー事業者が持つサーバーの一部を借りて、システム構築に利用できるサービスです。他の利用者と共有して使う共有型と、利用者を限定させる専有型がありますが、共有型の方が利用料が安く、ユーザー数もこちらの方が多くなっています。 そもそもサービス提供者であるサーバー事業者は大きなデータセンターに大量のサーバーを設置、運用しているため、自社にサーバーを設置するよりもセキュリティ性が高く、性能の良い機器を大量に購入しているため、コストパフォーマンスの高いサービス提供が可能です。 また、物理的なサーバーに障害が発生した時は、利用者がハードウェアに対して何か対処する必要はありません。障害対応はサーバー事業者が責任をもって対応してくれます。ただ、ハードウェア障害により、サーバーの上に載っているアプリケーションも停止することがあります。その場合は、アプリケーションのサービス再起動など、対応を利用者で行う必要があります。 クラウドサーバー それでは、まずクラウドサーバーの特徴を見ていきましょう。 - クラウドサーバーとは? Webからクラウドサーバー事業者のホームページにアクセスし、CPUやOS、ディスク容量、サーバーへアクセスを可能とするファイアーウォールの設定などを行うことで、クラウド上にサーバーを構築することができます。 構築したサーバーには、OSがWindowsであればRDP(リモートデスクトップ接続)、Linux系であればTeratermなどでSSH接続することでログインができます。ログイン後は、システム構築に必要なソフトウェアをインストールしながら、どんどんカスタマイズしていくことができます。 - クラウドサーバーのメリット クラウドサーバーのメリットとして大きく2点を挙げて説明します。 【1. 拡張性】 クラウドサーバー事業者が提供するサービスは、サーバーの提供だけではなく、ローカルIPのレンジを払い出し運用できるネットワークサービスやグローバルIPの払い出し、OSイメージのバックアップ、ロードバランサーなど、サーバー領域に限定されず、システム全体の観点から構築することができます。 1システムの構築だけではなく、会社全体での運用やITシステムの構築が必要な場合、アプリケーションやインフラに必要な細かな設定のハンドリングを、自社内で行うことが可能となります。 【2. 柔軟性】 ITを使ってビジネススピードを上げるためには、まずは小規模でシステムを構築、テストを行い、システムの方向性が固まったら本格的にシステム構築へ乗り出すというフェーズが必要になります。 クラウドサーバーには、インスタンスタイプという概念があります。それは、CPUなどの性能をインスタンスタイプを変更することによって上げたり下げたりすることができるものです。 そのため、小規模でシステムを構築する際は、CPU1つを使った最小限のインスタンスタイプを採用し、本格的なシステム構築の際はインスタンスタイプを上げてシステムを増強させることが可能です。 また、システムの本番リリース後、思わぬリソース不足が発生した際にも、インスタンスタイプを増強させたり、サーバーを一時的に増やしたりして対処することができます。 レンタルサーバー 次にレンタルサーバーの特徴を見ていきましょう。 - レンタルサーバーとは? レンタルサーバー事業者から提示されている料金プランから最適なものを選び、契約することでサーバーを遠隔から利用することが可能となります。 簡単なWebサイトを作りたい時は、サーバー構築後に、WordPressなどのCMSを自動インストールすることで、すぐにWordPressの実装に着手することもできます。 本来はデータベースとサーバーを連携させるための設定が必要となるのですが、代わりにレンタルサーバー事業者がやってくれるので、セットアップが簡単です。 契約は月額ではなく、3ヶ月や半年、1年など長期間の契約が一般的ですが、利用料金は安く設定されているため利用しやすくなっています。 - レンタルサーバーのメリット レンタルサーバーのメリットとして大きく2点を挙げて説明します。 【1. 簡易性】 レンタルサーバーは、クラウドサーバーよりも簡易的にサーバーを構築することが可能です。利用プランも複数に限定されており、サーバーを構築するためにプランを選ぶだけで、ほぼサーバーの構築作業は完了です。利用プランの違いも、ディスク量の多さやオプションの量などによるもので、大きな違いはありません。 クラウドサーバーのように、細かな設定が必要な場合ではなく、小規模なシステムを構築するだけで十分といった場合に利用すると効果的です。 【21 インフラ環境整備の容易性】 レンタルサーバーの事業者は、サーバーだけではなく、メールサービスやドメイン発行サービス、SSL証明書の無料発行など、クラウドサーバーだけで実現しようとすると、技術や時間が多くかかる作業を、サービスとして利用できる企業もあります。 企業のインフラとして最低限必要となるものを、レンタルサーバー経由で揃えてしまうということも可能です。 まとめ クラウドサーバーとレンタルサーバーは、双方ともクラウドのサービスですが、利用するシーンは大きく異なります。 細かな設定は求められない小規模なシステムであればレンタルサーバー、全社的にインフラを導入する場合や最初は小規模でも今後拡張を想定するシステムの場合はクラウドサーバーの利用を検討するようにしましょう。 あなたの企業に必要なサービスやサポートは何なのかを考えると、どちらを採用すべきか明確になってくるはずです。

感謝の CloudGarage Developer’s Meetup レポート!

イベント・勉強会
バナナ かじる

秋も深まる今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。 先日公開されたこちらの記事により、「バナナ」と呼ばれるようになりました。どうも、バナナです。※編集注 ページ最下部ライター情報更新済 感謝のCloudGarage15ヶ月記念 先日一周年を迎えたCloudGarge、皆さまからのお声を参考にしながら、続々とアップデートを繰り返している毎日です。ユーザー様への感謝の思いと、CloudGarageのこれまでと今後を、ユーザー様と直接お話しする会を開催しました。 CloudGarage Developer's Meetup いつもお世話になってる方々から、今回初めてCloudGarageを知っていただいた方まで、幅広くたくさんのCloudGarageユーザー様にご来場いただきました。 みなさま、いつもありがとうございます! 会場準備、着々進行中です!スタッフ一同、ご来場お待ちしております!#CloudGarage pic.twitter.com/fwxrRAGq04— CloudGarage (@CloudGarage_PR) 2018年10月30日 今回の進行は中津川が務めました。CloudGarageエヴァンジェリストとして活動中、techblogでの連載も好評を博しておりますので、ご一読ください。 TECH & SUPPORT BLOG|クラウドガレージ はじまりましたー!#CloudGarage pic.twitter.com/AeoHBNKjVL— CloudGarage (@CloudGarage_PR) 2018年10月30日 CloudGarageのこれまでの歩み Cloud garage deveopers meetup from jun oyaizu まずは運用部長 小柳津から「CloudGarageのこれまでの歩み」を。サービス構想段階から熱い想いを注ぎ続けてきた漢のセッションが炸裂していました。さすが事業部門長。アメ横で酔い潰れながらサービスを語った漢は伊達じゃない。 CloudGarageいろいろ使ってみた!LT大会! 今回のLTはCloudGarageをDeepに使い込んでいる5名の方々にご登壇いただきました。 内容が濃すぎてありがたい限りです。。。一言コメント添えつつご紹介させていただきます! ┃私のDAPの使い方 by @kanna_1go さま Cloud garage developer's meetup(私のDAPの使い方) from Hiroki Inukai なんと弱冠20歳(!)犬飼さま。在学中に先輩からCaloudGarageを勧めてもらい、様々な用途でお使いいただいてます。開発者支援制度の妙につきます、今後共よろしくおねがいします。カウボーイ◯バップ最高 あと、うちの子かわいい(自賛 ┃CloudGarageでの活用事例 by @cunomiuna さま こちらも大学在籍されていた当時のお話ですが、なんと研究室のシステム構築したお話です(´д`) 前身サービスのEX-CLOUDも絡め、無停止バックアップやDNSオプションなどをフル活用で、CloudGarageを使い倒していただいてます、ありがてえ!m(_ _)m Adventカレンダーの立ち上げも、ありがとうございます!昨年はおかげさまで満員御礼となりました、今年も皆様のCloudGarageへの想いを語っていただければm(_ _)m #CloudGarage Advent Calendar 2018 ┃ウェブサービスにDAPを使ったその理由 by @eiji_nagano さま 合同会社01waveの永野さま(@eiji_nagano) サービスリリースに際し、DAPをご利用いただきました。コストがかけづらい状況に悩めるスタートアップ企業の皆様を、CloudGarage DAPは応援します。ぜひご活用ください! URL短縮サービス「たんっ!」 サービスはもちろんスライドもおしゃれで素晴らしいなあ、と思ったらCloudGarageもおしゃれに作っていただいてました。感無量。。。 !!??#CloudGarage pic.twitter.com/qUINTU8aFO— CloudGarage (@CloudGarage_PR) 2018年10月30日 ┃DAP+Dockerで簡単環境構築 by @koda3t さま DAP+Dockerで情報共有サービスを開発した話。 「「「欲しかったので作った」」」っていつか言ってみたいセリフBest3ですけど、自分はバナナ咀嚼するくらいしかできません。 総DL数20,000超えってすごい… オープンソースとして公開されてるので、ぜひお試しください! Knouledge ┃@FoxBoxsnet さま GitPitch Presents: github/FoxBoxsnet/slides/1810_CloudGarageDevelopersMeetupThe Markdown Presentation Service on Git. サービスリリースから今日にいたるまで、数々のCloudGarageドキュメントを残していただいている@FoxBoxsnetさま。いつも貴重な検証データを掲載いただき、公式を超えてる説あります。 アドベントカレンダーの告知もありがとうございます!昨年に続くご執筆お待ちしております! ↓ベンチマークテストとか公式でもやりたいですね… @FoxBoxsnet さまLT貴重な検証データ!ありがとうございます! #CloudGarage pic.twitter.com/Y3TBHTKNtQ— CloudGarage (@CloudGarage_PR) 2018年10月30日 ┃@lesson5 さま CloudGarage Developer's Meetup from Masashi Hisatsugu もはやCloudGarageの15ヶ月を語るうえで欠かせない レッスンファイブ の久次さま(@lesson5)。主に山口を拠点にご活躍されており、クリエイティブハント山口の公式サイトを弊社サービスで運用していただいています。様々なシーンでお世話になっており、スライド/Webサイト、ともに弊社中江率が異様に高いです。今後共よろしくお願いいたしますm(_ _)m クリエイティブハント山口 中の人に聞いてみた LT終了後は、プログラムにはなかった突発企画「CloudGarageの中の人に聞いてみよう」が勃発。開発部の鈴木へ、皆様からの質問・要望が集まりました。開発者冥利に尽きるのか、嬉しそうでした笑 突発企画 中の人に聞いてみよう質問がなかなかにエッジ効いてる件。 #CloudGarage pic.twitter.com/fZgi2sp1Gu— CloudGarage (@CloudGarage_PR) 2018年10月30日 ありがとうございましたっ!! LT終了後、「CloudGarage物申す板」に、来場者全員に強制的に物申させて 幕を閉じました。 物申されてるなう。 #CloudGarage pic.twitter.com/afQhNWY8G8— CloudGarage (@CloudGarage_PR) 2018年10月30日 当日の様子は中津川がまとめておりますので以下ご参照ください。 CloudGarage Developer's Meetupまとめ 一次会終了、懇親会に移動します!引き続きお楽しみください! #CloudGarage pic.twitter.com/ynMHogy88Y— CloudGarage (@CloudGarage_PR) 2018年10月30日 この後の懇親会も含めて、楽しい時間を過ごさせていただきました。 ユーザー様と直接お話できる機会は、サービス提供者にとって滅多にない大変貴重なもの。スタッフ一同から心よりお礼申し上げます。 皆様とともに、これからもより良いサービスを提供して参ります。 今後共CloudGarageをよろしくお願いいたします! ありがとうございます!!!!!!みなさまも最高です!!!!!! #CloudGarage pic.twitter.com/9clJD3nK5h— CloudGarage (@CloudGarage_PR) 2018年10月30日

PHP-FPMの設定はUNIX socketとポート番号、どちらが良いのか

TECH
中津川 篤司

nginxでPHPを使えるように設定する場合、PHP-FPMを使います。そして連携させる際の設定として、UNIX socketとポート番号設定のどちらかが指定できます。今回はそのどちらがベストなのか検証してみました。 実行結果 まずは実行結果です。以下はポート番号での設定です。 Concurrency Level: 5 Time taken for tests: 3.905 seconds Complete requests: 50 Failed requests: 40 (Connect: 0, Receive: 0, Length: 40, Exceptions: 0) Total transferred: 3988340 bytes HTML transferred: 3981490 bytes Requests per second: 12.81 [#/sec] (mean) Time per request: 390.455 [ms] (mean) Time per request: 78.091 [ms] (mean, across all concurrent requests) Transfer rate: 997.52 [Kbytes/sec] received Connection Times (ms) min mean[+/-sd] median max Connect: 91 214 226.8 146 984 Processing: 66 140 125.0 122 973 Waiting: 31 81 121.6 62 895 Total: 208 354 249.9 268 1087 以下はUNIX socketの場合です。 Concurrency Level: 5 Time taken for tests: 3.802 seconds Complete requests: 50 Failed requests: 37 (Connect: 0, Receive: 0, Length: 37, Exceptions: 0) Total transferred: 3988335 bytes HTML transferred: 3981485 bytes Requests per second: 13.15 [#/sec] (mean) Time per request: 380.218 [ms] (mean) Time per request: 76.044 [ms] (mean, across all concurrent requests) Transfer rate: 1024.37 [Kbytes/sec] received Connection Times (ms) min mean[+/-sd] median max Connect: 107 204 38.2 208 286 Processing: 70 147 40.0 140 241 Waiting: 49 85 21.8 86 127 Total: 269 351 47.5 340 525 実行したのが簡単なスクリプトなのでほとんど違いは出ていませんが、それでもUNIX socketの方が高速に処理されています。 向き不向き UNIX socketの方が処理速度は高速ですが、同じサーバ上で処理されている場合に限ります。リモートの場合はポート番号での接続になります。つまりHTTPサーバとアプリケーションサーバを分離し、スケーリングさせる際にはポート番号での利用になるでしょう。 設定の違い UNIX socketかポート番号かは設定に違いがあります。具体的にはnginxの /etc/nginx/conf.d/default.conf と PHP-FPMの /etc/php/7.0/fpm/pool.d/www.conf です。 /etc/nginx/conf.d/default.conf の違いです。 # UNIX socketの場合 fastcgi_pass unix:/run/php/php7.0-fpm.sock; # ポート番号の場合 fastcgi_pass 127.0.0.1:9000; /etc/php/7.0/fpm/pool.d/www.conf の違いは以下です。 # UNIX socketの場合 listen = /run/php/php7.0-fpm.sock # ポート番号の場合 listen = 127.0.0.1:9000 この設定によって、動作を変えられます。 まとめ 一台のサーバでnginxとPHP-FPMを運用する際にはUNIX socketを使いましょう。複数台構成になったらポート番号を使いましょう。実行速度に大きな差がある訳ではありませんが、パフォーマンスはUNIX socketの方が良いようです。

Dokkuを使ってインスタンスをHerokuのように運用する

TECH
中津川 篤司

CloudGarageはあらかじめリソースを契約し、その範囲内で自分の好きな形でインスタンスを立ち上げられます。インスタンスの割り当てはCPU1つ、ストレージ50GBといった単位になりますが、もっと細かくても良いと考える人もいるでしょう。 そういった目的においてぴったりなのがDockerです。そしてDockerをHeroku風に、サブドメイン化でアプリケーションを運用できるのがDokkuになります。今回はこのDokkuの使い方を解説します。今回はUbuntu 16.04 LTSを対象としています。 dokku/dokku: A docker-powered PaaS that helps you build and manage the lifecycle of applications ドメインを割り当てる DokkuはIPアドレスベースでも運用できるようですが、サブドメインを使った方が分かりやすいでしょう。ドメイン事業者のDNS設定で、ネイキッドドメイン(example.comのような形)とすべてのサブドメイン(www.example.com や sub.example.comなど)が同じIPアドレス(CloudGarageのIPアドレス)を向くように設定します。 サーバのhostnameを変更する Dokkuのインストール時にはドメイン名をhostnameとして設定しておく必要があります。Ubuntu 16.04 LTSのhostname変更は以下のコマンドになります。example.comはあなたのドメインに読み替えてください。 sudo hostnamectl set-hostname example.com そして/etc/hostsにドメインを追加します。 127.0.0.1 localhost 127.0.0.1 example.com インストールする Dokkuのインストールは公式に用意されているコマンドを実行するだけです。 wget https://raw.githubusercontent.com/dokku/dokku/v0.12.12/bootstrap.sh; sudo DOKKU_TAG=v0.12.12 bash bootstrap.sh 時間はかかりますが、待っていれば完了します。 設定する 設定はWebブラウザで行います。 http://example.com:2000/ のように2000番ポートでサーバが立ち上がります。そのため、ファイアウォールの設定を変更する必要があります。例えば ufw を使っている場合には以下のコマンドを実行します。 sudo ufw allow 2000 こちらがインストール設定画面です。公開鍵の設定と、サブドメインでの運用を有効にします。 試す では試してみます。まずDokku側でアプリケーションが必要です。 サーバ側 dokku apps:create ruby-rails-sample さらにデータベースを使いますのでPostgreSQLをインストールします。 sudo dokku plugin:install https://github.com/dokku/dokku-postgres.git そして作成したアプリケーション用にデータベースを作成します。 dokku postgres:create rails-database この作成したデータベースとアプリケーションをリンクさせます。 dokku postgres:link rails-database ruby-rails-sample ローカルコンピュータ側 では次にローカルコンピュータでの操作です。ローカルコンピュータでは、ベースになるRailsアプリケーションをクローンします。 git clone git@github.com:heroku/ruby-rails-sample.git そしてremoteを追加します。example.comはあなたのドメインに読み替えてください。 cd ruby-rails-sample git remote add dokku dokku@example.com:ruby-rails-sample そしてpushします。 git push dokku master デプロイ デプロイはDockerのビルドやRubygemsのインストールなどもあって、時間がかかります。 $ git push dokku master Counting objects: 9, done. Delta compression using up to 8 threads. Compressing objects: 100% (8/8), done. Writing objects: 100% (9/9), 1015 bytes | 1015.00 KiB/s, done. Total 9 (delta 4), reused 0 (delta 0) -----> Cleaning up... : -----> Installing dependencies using bundler 1.15.2 Running: bundle install --without development:test --path vendor/bundle --binstubs vendor/bundle/bin -j4 --deployment Fetching gem metadata from https://rubygems.org/.......... Fetching version metadata from https://rubygems.org/.. Fetching dependency metadata from https://rubygems.org/. Using rake 10.4.2 : Using turbolinks 2.5.3 Bundle complete! 13 Gemfile dependencies, 53 gems now installed. : =====> Application deployed: http://ruby-rails-sample.example.com To ssh://example.com/ruby-rails-sample aef96a0..29aeb60 master -> master アプリケーション名がサブドメインになり、アプリケーションが立ち上がります。 サブドメインを使ってアプリケーションが立ち上げられる手軽さと、Dockerによる自由度の高さが魅力となっています。一度Dokkuを立ち上げてしまえば、簡単に作ったり捨てたりできる便利な開発環境が手に入るでしょう。 CloudGarageの場合、途中からリソースを変更することもできます。大きなリソースを一台に割り当てて、Dokkuで分割、運用するというのも良さそうです。 Dokku - The smallest PaaS implementation you've ever seen

スマートフォン、タブレットから接続できるMinecraft PEサーバを立てる

TECH
中津川 篤司

大人はもちろん、子供向けのプログラミング教育でも使われているMinecraft。CoderDojoでもMinecraftを導入しているケースがよくあります。そんなMinecraftではサーバを立てて、みんなでワールドを共有できます。 今回はスマートフォンやタブレットで使われているMinecraft Pocket Edition用のMinecraftサーバを立てる方法を紹介します。 利用するOS 今回はUbuntu 16.04 LTSを使っています。他のOSでもやり方は変わらないはずです。 利用するソフトウェア 今回はPocketMine-MPを使っています。これはPHPで作られたMinecraft Pocket Edition用のサーバです。 コマンドだけでインストールできる Ubuntuのサーバが立ち上がったら、SSHでログインします。 ssh root@(あなたのサーバのIPアドレス) そしてユーザを作成します。今回は mcpe というユーザ名にしていますが、任意の名前で大丈夫です。 # adduser mcpe Adding user `mcpe' ... Adding new group `mcpe' (1000) ... Adding new user `mcpe' (1000) with group `mcpe' ... Creating home directory `/home/mcpe' ... Copying files from `/etc/skel' ... Enter new UNIX password: Retype new UNIX password: passwd: password updated successfully Changing the user information for mcpe Enter the new value, or press ENTER for the default Full Name []: Room Number []: Work Phone []: Home Phone []: Other []: Is the information correct? [Y/n] そしてそのユーザになります。 # su - mcpe 後はコマンド一つです。 $ curl -sL https://get.pmmp.io | bash -s - これで start.sh というファイルができあがるので、それを起動します。 $ ./start.sh [*] PocketMine-MP set-up wizard [*] Please select a language : 日本語 => jpn [?] Language (eng): jpn [*] 日本語に設定されました [*] PocketMine-MPをインストールして頂きありがとうございます!サーバのセットアップを開始するにはライセンスに同意する必要があります。PocketMine-MPはLGPLライセンスに基づいて認可されており、これについてはこのフォルダ内のLICENSEファイルから確認することができます。 This program is free software: you can redistribute it and/or modify it under the terms of the GNU Lesser General Public License as published by the Free Software Foundation, either version 3 of the License, or (at your option) any later version. [?] ライセンスに同意しますか? (y/N): y [?] セットアップウィザードをスキップしますか? (y/N): y [13:44:53] [Server thread/INFO]: Loading pocketmine.yml... : [13:44:54] [Server thread/WARNING]: ----- PocketMine-MP Auto Updater ----- [13:44:54] [Server thread/WARNING]: Your version of PocketMine-MP is out of date. Version 3.2.4 was released on Mon Oct 8 03:33:13 2018 [13:44:54] [Server thread/WARNING]: Details: https://jenkins.pmmp.io/job/PocketMine-MP/1544/ [13:44:54] [Server thread/WARNING]: Download: https://jenkins.pmmp.io/job/PocketMine-MP/1544//artifact/PocketMine-MP.phar セキュリティ設定 PocketMine-MPではデフォルトで19132番ポートを使います。そこで、ufwで利用を許可します。 $ sudo ufw allow 19132/tcp $ sudo ufw enable 接続してみる 後はスマートフォンやタブレットのMinecraft Pocket Editionを起動します。 サーバの追加をクリックして、サーバのIPアドレスとポート番号(19132)、名称を決めます。名称は自由に設定します。 そして接続すればMinecraftが楽しめるはずです。 Minecraft Pocket Editionは通常の(デスクトップ版の)Minecraftとは仕組みが異なるようで、通常のサーバが利用できませんでした。専用のサーバを利用するよう注意してください。 Minecraftはゲームとしてはもちろん、プログラミング教育の中でも活躍しています。ぜひサーバを立てて、みんなで情報を共有してみましょう。 PocketMine-MP

【チュートリアル動画】Plesk オプションの利用方法

動画・自由研究
セッションチーム

皆さん、こんにちは。 CloudGarageセッションチームです。 2018/9/19にCloudGarageは新たな機能として、アプリケーションイメージに「Plesk」を追加しました。 「Plesk」は、Plesk社が提供する世界140カ国、38万サーバーの稼働実績を誇る有償のソフトウェアです。GUI(画面操作)でコマンドを必要とせずあたかもPC操作のような感覚でクラウドを利用することができます。このイメージを選択することでPleskを数クリックで立ち上げることが可能になります。 今回はそのPleskオプションの利用方法をチュートリアル動画にて制作しましたので、ご覧くださいませ。 https://www.youtube.com/watch?v=_O1SumDKOz8 これからも皆様のお役に立てるようなチュートリアル動画を追加していきたいと思います。 ご利用に際しご不明な点などございましたら弊社サポートまでご連絡くださいませ。 お問い合わせ┃CloudGarage 今後ともCloudGarageをどうぞよろしくお願いします。  

IPアドレスをコピーできるユーザスクリプトを作りました

TECH
中津川 篤司

CloudGarageを使っている方達に良く聞かれる要望が「IPアドレスをコピーしたい」です。実際、管理画面で表示されているIPアドレスはマウスでドラッグしても選択状態になりません。同じような状態になるWebアプリケーションはよくあります。 そこでJavaScriptを使ったユーザスクリプトで解決してみました。Tampermonkeyに対応しているので、Google Chrome/Firefox/Safari/Edgeなどで動くはずです。ユーザスクリプトとは、特定のURLにアクセスすると自動実行されるJavaScriptです。 インストール Tampermonkeyをインストールしたら、下記のURLにアクセスしてください。 IPアドレスコピー インストールボタンを押せばユーザスクリプトがインストールされます。 デモ ユーザスクリプトをインストールしたら、CloudGarageの管理画面にアクセスします。そうすると、IPアドレスの横にクリップボードが表示されます。絵文字に対応していない場合は文字参照がそのまま出てしまうかも知れません。 このクリップボードをクリックすると、左側に表示されているIPアドレスがコピーされる仕組みです。コピーされた時に数行だけアイコンがチェックに変わります。 実際に動かすと下記のようになります。 まとめ 個人的にはこれでストレスが大幅に軽減されました。公式にコピーがサポートされるのも近いとは思いますが、それまでの間はユーザスクリプトで乗り切ってください。

CloudGarageでサーバセットアップ【その5:WordPressをインストールする】

TECH
中津川 篤司

インスタンスを簡単に立ち上げられるCloudGarageですが、立ち上げただけでは意味がありません。このインスタンスを使って開発を行っていかなければなりません。とは言え、自分の作りたいものはあるのに、セットアップで色々と時間が取られるのは面倒なはずです。 慣れてきたらKUSANAGI/CentOS-7.3-64bitなどのイメージから選択しても良いですが、まずは自分でイチから作業してみると何かトラブルがあってもリカバリーできるようになります。サーバの動きを掴んでおくと、後々役立つことも多いでしょう。 前回はデータベースサーバを立ち上げて、アプリケーションサーバ(nginx + PHP-FPM)と連携できるところまで進めました。今回はPHPアプリケーションの代表例とも言える、WordPressをインストールします。 WordPressはイメージもあります CloudGarageでWordPressを使う方法は3パターンあります。 WordPressホスティングプランを使う インストール済みイメージを使う 自分で構築する WordPressホスティングプランを使う場合、運用代行なども可能です。構成としてはnginx + HHVMとなっています。インストール済みイメージを使う場合、Apache + mod_phpという組み合わせになります。自分で構築する(今回のパターンです)は構成を自由に選べるのが特徴です。 すでにWordPressに慣れていて、特に問題がない場合はインストール済みイメージを使っても良いでしょう。しかし何かトラブルがあったり、細かくカスタマイズしたいと思った時には一度構築を経験しておくと何かと役立つはずです。 WordPressをダウンロード、解凍する まずアプリケーションサーバにSSHでログインします。 ssh -p 22022 (アプリケーションサーバのIPアドレス)そしてnginxのルートディレクトリに移動します。 $ cd /usr/share/nginx/html/ここにWordPressのファイルをダウンロードします。執筆時点での最新バージョンは4.9.8ですが、変わっている可能性があります。日本語 — WordPressにて確認してください。 wget https://ja.wordpress.org/wordpress-4.9.8-ja.tar.gzダウンロードしたら、ファイルを解凍します。 tar xfz wordpress-4.9.8-ja.tar.gz元ファイルは不要なので削除します。 rm wordpress-4.9.8-ja.tar.gz今回はwordpressというディレクトリにインストールしています。ディレクトリは必要に応じて変更してください。また、ディレクトリをnginxのユーザと合わせておきます。 sudo chown -R www-data:www-data wordpressWebブラウザからアクセス 設置が終わったら、Webブラウザからアクセスします。 http://(アプリケーションサーバのIPアドレス)/wordpress になります。 インストール時にデータベース設定が聞かれます。データベースはあらかじめ作成しておきましょう。また、ポート番号を変更している場合には (データベースサーバのIPアドレス):33060 のようにコロンに続けてポート番号を指定します。後は通常のセットアップと変わりません。 問題なく完了したらログインして管理画面に入れるのを確認しましょう。 画像のアップロードもできれば、ファイルの書き込み権限も正しく与えられているのが確認できます。 まとめ ここまででCloudGarageの二つのインスタンス(アプリケーションサーバとデータベースサーバ)を使って、nginx + PHP-FPMの組み合わせでPHPアプリケーションをインストールする流れが完成しました。 より複雑なシステム構築になると、Gitを使ったり、CI(継続的インテグレーション)による自動化なども考えるようになるでしょう。ともあれ、システム構築の基本は変わりませんので、ここまでの流れを覚えておくと様々に応用が効くはずです。

CloudGarageでサーバセットアップ【その4:アプリケーションサーバとデータベースサーバを連携する】

TECH
中津川 篤司

インスタンスを簡単に立ち上げられるCloudGarageですが、立ち上げただけでは意味がありません。このインスタンスを使って開発を行っていかなければなりません。とは言え、自分の作りたいものはあるのに、セットアップで色々と時間が取られるのは面倒なはずです。 慣れてきたらKUSANAGI/CentOS-7.3-64bitなどのイメージから選択しても良いですが、まずは自分でイチから作業してみると何かトラブルがあってもリカバリーできるようになります。サーバの動きを掴んでおくと、後々役立つことも多いでしょう。 前回はnginxとPHP-FPMをインストールするところまでいきました。今回はより本格的に開発できるようにデータベースサーバを立てて、連携できるようにします。 アプリケーションサーバとデータベースサーバ ごくごく小さなWebアプリケーションの場合、一台のサーバ内にすべての機能を追加します。サーバの役割は様々にありますが、ちょっとしたものであれば「HTTP」「アプリケーション」「データベース」という三層に分かれると思います。さらに大きくなると「キャッシュ」や「API」などの役割も出てくるでしょう。 今回の構成では nginx をHTTPサーバとして、PHP-FPMをアプリケーション、MySQLをデータベースとして構築します。前回、nginxとPHP-FPMを一つのインスタンスにインストールしましたので、「HTTP」「アプリケーション」の役割は一つのインスタンスが担っています。データベースは負荷が高くてボトルネックになりやすいので別なインスタンスとしても分離させます。 データベースインスタンスのセットアップ まずデータベースサーバになるインスタンスを立てます。CloudGarageではあらかじめリソースを確保して利用します。例えばCPUを2コアで購入していれば、「HTTP」と「アプリケーション」サーバを1コア、データベースを1コアと割り当てられます。 今回はデータベースインスタンスをUbuntu 16.04 LTSで立てています。ポートは全開放しています。 セキュリティ上の設定 ライブラリの更新、ユーザの作成、sudo設定はHTTPサーバで行った時と変わりません。ポートは22022でSSHを利用できるだけとして、他はすべて無効としています。 MySQLサーバのセットアップ MySQLのインストール aptを使ってMySQLをインストールします。 sudo apt-get install mysql-server MySQLの設定を変更 デフォルトのポートは 3306 で、ローカルからしか接続を許可しないようになっています。この設定を変更します。ファイルは /etc/mysql/mysql.conf.d/mysqld.cnf になります。変更点は以下の2行です。 [mysqld] port=33060 # 元は3306 # bind-address = 127.0.0.1 # コメントアウトする これでMySQLを再起動します。 service mysql restart データベース接続用ポートを公開する 次にHTTPサーバからデータベースに接続できるようにポートを公開するのですが、単純にufwを使うとインターネット全体に渡って公開されてしまいます。それはセキュリティ上好ましくないので、ローカルネットワークからしか接続できないようにします。 CloudGarageでは自分の契約したインスタンス同士がローカルネットワークで接続されており、 192.168.0.* (*は任意の数字)でアクセスできます。そこで、このアドレス範囲においてデータベースに接続できるようにします。 sudo ufw allow from 192.168.0.1/24 to any port 33060 これで完了です。設定が終わると次のようになっているはずです。 sudo ufw status numbered Status: active To Action From -- ------ ---- [ 1] 22022/tcp ALLOW IN Anywhere [ 3] 33060 ALLOW IN 192.168.0.0/24 データベースのユーザを作成する MySQLをインストールする際に root のパスワードを設定しているはずです。それを使ってMySQLに接続します。ポート番号が変わっているので注意してください。 mysql -uroot -p -P 33060 接続したらデータベースを作成します。今回は mydb として作成します。 CREATE DATABASE mydb DEFAULT CHARACTER SET utf8; そして作成したDBに対して操作権限を持つユーザを作成します。 GRANT ALL PRIVILEGES ON mydb.* TO app@'(HTTPサーバのIPアドレス)' IDENTIFIED BY '(パスワード)'; これでHTTPサーバからアクセスできるユーザが作成できました。 PHPから接続する ではHTTPサーバからPHPで接続してみましょう。まず必要なライブラリをインストールします。 sudo apt-get install php7.0-mysql -y これでMySQLiがインストールされます。最後にPHP-FPMを再起動します。 sudo service php7.0-fpm restart コードを書く 例えば以下のようなコードを書きます( /usr/share/nginx/html/mysql.php などとします)。接続先情報はそれぞれ書き換えてください。 <?php $mysqli = new mysqli('(DBのIPアドレス):(DBのポート番号)', '(ユーザ名)', '(パスワード)', '(データベース名)'); if ($mysqli->connect_error) { echo $mysqli->connect_error; exit(); } else { echo "MySQL接続成功"; $mysqli->set_charset("utf8"); } ?> もしファイルが書き込めない場合には /usr/share/nginx/html/ のアクセス権限を変えてください。 chmod -R 777 /usr/share/nginx/html/ そしてWebブラウザからアクセスします。MySQL接続成功、と出れば接続が無事行われています。 Linux + Apache + PHP + MySQLはLAMP環境と呼ばれて人気の技術スタックでしたが、今はApacheに変わってnginxを使うことが増えています。とは言えPHPとMySQLの組み合わせは今なおWeb開発のデファクトとも言えるくらい有名な組み合わせです。皆さんもぜひPHPとMySQLを組み合わせてWeb開発をはじめてみてください!

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